最高・最強の資産「健康」を手に入れるセルフコントロールとは?
「人生100年時代」などと言われていますが、不健康の代名詞ともいえる「肥満・糖尿病」は日本でも世界でも増え続けています。日本では10人に1人が肥満と言われています。
要するに「寿命は延びていますが、健康体でいられる時間は誰も保証していません」
- 50歳でがん
- 60歳で心臓発作
- 75歳でアルツハイマー
- 80歳で寝たきり
- 100歳永眠
という感じで長く生きたところで「健康でなければちっとも幸せではない」ということです。
ということで、寿命が毎年延びているこの時代に
- 一体何をすれば健康で長生きできるのか?
- どのような思考をすれば健康で幸せな人生を送れるのか?
そのようなことを紹介します!
「人生100年時代」を健康で長く生きるには【セルフコントロール】が大事!
セルフコントロールとは「自制心」のことで
- ダイエット中にお菓子を食べない
- この仕事が終わるまでゲームをしない
- テレビを見るのは家事が終わってから
- 怒れるけど我慢する
- 揚げ物が食べたいけど野菜で我慢する
という具合に、自分の欲求(本能)を抑える力のことです。
- 目標達成
- 健康維持
- 人間関係
といった具合に健康以外にも大いに役立ちます。
ただ読むだけでは自分のことのように考えにくいと思いますので、セルフコントロールの大事さを証明する有名な研究を紹介します!
健康に必須な「セルフコントロール」の大切さが一瞬で分かる研究
想像してください。
- 今、あなたは目の前の人から「1万円あげる」と言われました。しかし「1週間後なら1万500円あげる」とも言われました。
さて、あなたはどちらを選びますか?
話の流れがわかってしまっている人は意図がばれてしまい、期待通りにはいかないのですが、多くの人は目の前の1万円を選びます。
ではこちらの質問ではどうでしょうか?
- 今、あなたは目の前の人から「1年後に1万円あげる」と言われました。しかし「1年と1週間後なら1万500円あげる」ともいわれました。
さて、あなたはどちらを選びますか?
2つ目の質問では多くの人が1年と1週間の方を選択します。では1年後に同じ質問をされて同じ選択が出来るでしょうか?
何が言いたいのかというと「人は未来の大きな利益より、今得られる小さな利益を優先する」ということです。
セルフコントロール(自制心)についてわかりやすく解説している動画はこちらです!(字幕を付けてね)
未来より今得られる小さな利益を優先する人は健康にはなれない!?
例えば「ダイエット」は時間がかからないと効果が出ません。痩せるのは未来の話で、それまでは運動や食事制限など辛抱しなくてはいけません。
しかし目の前にあるケーキは食べるとすぐに幸せになれます。だからあなたは目の前のケーキを食べてしまうのです。「明日からやる」と決意して…。
では質問です。
「明日の自分は本当にダイエットをしますか?」
未来が今に変わった時「人は同じ過ちを繰り返します」
あなたも同じようなことをしていませんか?
- 面倒くさい仕事は後回しで結局やらない
- 午後に掃除をしようと思ったが、結局夜になり明日になる
- 「明日ランニングする」としたが結局やらない
これらはセルフコントロールがないばかりに「やらなければいけないことすら後回し」にしてしまっている例です。
「人生100年時代」を健康で長く生きる3つのポイント!
何かを手に入れるには何かしらの変化が必要になります。今回では健康になるには準備や覚悟などが必要ということで、健康になるための計画を立てる必要があります!
1つ目:「未来の自分に対して責任を持った行動が出来ない人」は健康に人生100年時代を送れない
まずは「未来の自分と今の自分をすり合わせる」必要があります。
「未来の自分は今の自分と同じ」「今やらないことは未来の自分もやらない」ということを理解しなければいけません。
そのような状態で「健康になるための計画」を立てても他人行儀になってしまい目標を達成することは出来ません。
ではどうすればいいのか?
科学的に効果が証明されている方法に
「隣に老いた80歳の自分の想像して何を望むか考える」
という方法があります。
ある研究により判明したことで、
- 本人に年齢を重ねた自分の姿を見せた場合
- 見せていない場合
の2グループを用意し、1,000$の使い道に違いが表れるか調べました。
結果老いた自分を見せられたグループはそうでないグループと比較して
「未来の自分のために2倍も多く貯金をする」
ということがわかりました。要するに「未来のために貯金した」ということです。
1000$あれば今を贅沢に遊ぶことが出来ます。高級なレストランを予約して夜景を見ながらのディナーをすることも出来ます。
それでも今より未来を選んだのは老いた自分(未来の自分)を「他人」ではなく「自分」と認識した結果だと思います。
- 未来の自分はどのようなことを願っているのか?
老いた自分を想像することで、理想だけでなく現実味のある計画を立てることができます。
2つ目:「計画を立ててもすぐに変更できてしまう」と健康に人生100年時代を送れない
「計画を立てる」ということは今の自分を変えるということです。ですので辛いことも辛抱することも当然あります。
- 揚げ物を食べたい
- ポテチやジャンクフードが食べたい
- 生クリームやカスタードを飲みたい
将来のことを思って行動するには、ほとんどの場合目先の利益や快感を自制しなければいけません。
1つ目のことを実践し素晴らしい計画を立てたところで、計画を簡単に変更できてしまったら目標を達成することは出来ません。
要するに一度決めたら
「容易に計画を変更できないような環境作りが大切」
になります。
例えば
- ポテチを家に置かなければ、買いに行かないと食べることが出来ない(自粛中の今なら更に効果があり)
- 普通預金から定期預金に変更すれば散財できなくなる
- 友人や同僚に管理してもらう
いくらセルフコントロールがあっても人は誘惑されるときは誘惑されてしまいます。
要するに「誘惑されない環境を作る」ことが大切なのです。
- 何が自分を誘惑するのか?
- いつ誘惑されるのか?
をチェックしてあなたを誘惑するものを排除しましょう!
3つ目:時間の使い方がへたくそだと「健康に人生100年時代を送れない」
現代の人は特に「時間がない」「時間に追われている」と感じています。
しかし2009年のアメリカン・エコノミック・ジャーナル誌に掲載された実験より1週間の平均労働時間は
- 1920年男性50時間
- 2005年男性37時間
と1週間当たり平均して13時間も労働時間が減少していることがわかりました。
また別の研究では「余暇時間は増加している」ということがわかっています。
要するに
「忙しい」は「気のせい」
です。とは言っても現状の問題が解決するわけではありません。
「時間がない」と感じる原因は何かというと「ものの消費の増加」です。
- ゲーム
- テレビ
- スマホ
- 映画
- アニメ
- 遊園地などの娯楽施設
- 飲み屋
などの消費が増えたことにより現代の人は「時間がない」と感じます。
この他にも
- 移動時間が長い(通勤時間など日本は世界でもトップクラス)
- 専門職の増加に伴い勉強時間の増加
もあります。
ゲームや映画などはあっという間に1、2時間消費します。通勤や勉強は楽しい時間とは言えません。
要するに「昔より豊かな暮らしになる分時間を消費するようになった」ということです。
そのため健康体になるための行動
- 運動・ジム
- 睡眠
- 食事
などに十分な時間を割くことが出来なくなっています。
解決方法は簡単!時間を食うものをやめれば万事解決です!
もし誘惑に負けるようでしたら1と2を見直し、計画を変更しましょう!
まとめ
人生100年時代になっても健康でいるためにやることは変わりません。
- 十分な睡眠
- バランスの取れた食事
- 健康的な肉体
これだけあれば十分健康的に人生100年時代を過ごすことが出来るでしょう。
人生の20年や30年を病院で過ごしたり、入退院を繰り返して生き続けても幸せではありません。五体満足に越したことはありません。
一緒に頑張りましょう!
参考になったと思ったらぜひTwitterなどで拡散お願いします!
その他「健康」に関する記事はこちら↓
Human Mortality Database, U.C. Berkeley(USA) and Max Planck Institute for Demographic Research(Germany)