あなたはスーパーテイスター?苦味が好きな人はサディズム!?

苦味 スーパーテイスター

そもそも「スーパーテイスターとはなんぞや?」という人が多いと思いますので、簡単に説明すると、

味覚が鋭い人

をスーパーテイスターと言います。

 

あなたがスーパーテイスターかどうかを調べるのは実は簡単で、あなたがスーパーテイスターかどうかを知る1つの指標になります。

勿論気になる人やパートナーにも簡単に出来る方法です。

 

それにより何が分かるのかというと

  • かかりやすい病気

がある程度わかってしまいます!嘘のように感じますが「多くの研究が判明している」ため、それなりの信ぴょう性はあります!

 

かかりやすい病気がある程度わかるということは「予防・対策」を講じることが出来ます!

 

その結果健康で幸せな人生を送ることが出来ますので、是非スーパーテイスターかどうかをチェックしてみましょう!

こちらの動画も参考になるかと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

スーパーテイスターとは?

前述したようにスーパーテイスターとは「味覚が鋭い人」のことを指します。

大体4人に1人はスーパーテイスターと言われており、
他人より味を敏感に感じるため「好き嫌いが多い」のが特徴です。

またスーパーテイスターに関係なく人は「苦味」に対して敏感に反応します。

なぜ苦味に一番敏感なのか?

なぜ人は「甘味・酸味・塩味・(辛味)」より苦味を一番敏感感じるのかというと、

自然界では「苦味=毒」

だからです。

苦味というのは基本的に人体に悪影響があることを知らせる味ですので、危険を敏感に察知するために苦味を感じる味覚受容体が一番発達しました。

 

要するにスーパーテイスターは「危機管理のプロ」ともいえます。

 

実際苦味を感じる受容体の種類は一番多く25種類もあると言われています。多種多様な毒に対応するように人は進化したみたいですね。

 

しかし同じものを食べても皆が同じように苦味を感じるわけではありません!

 

誰かが「苦い!」と感じるコーヒーでも別の人は「おいしい!」と感じます。これがスーパーテイスターかどうかを分ける違いです。

スーパーテイスターとあと2種類存在する!?

苦味を感じる受容体は人によって種類や数が違います。それをわかりやすく分けると3つのタイプに分けることが出来ます。それは

  1. スーパーテイスター
  2. テイスター
  3. ノンテイスター

です。1つ目から順番に「苦味に敏感・普通・鈍感」です。要するに「ノンテイスターの人らは苦味に鈍感」ということです。

 

なぜ味に敏感な人と、鈍感な人がいるのかというと舌の上にある「味蕾」と呼ばれる数が違うからです!

 

スーパーテイスター味蕾の数が多く、ノンテイスターは味蕾の数が少ないです。この違いにより味に敏感・鈍感になります。

 

ではあなたがスーパーテイスターかを調べる簡単な方法を紹介します!

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あなたはスーパーテイスター?簡単に調べる方法!

コーヒーが飲めない人は代用品で構いません。まずブラックコーヒーを用意してください。

そして実際に飲んで「好きか嫌いか?」または「苦いか苦くないか?」を判断してください。コーヒーが苦手な人は「苦いもの」を用意し口にしてください。

 

結果は、

ブラックコーヒーが「嫌い・普通・好き」または「結構苦い・苦い・そこそこ苦い」の順番に

  1. スーパーテイスター
  2. テイスター
  3. ノンテイスター

です。

いかがでしたか?

勿論簡単な方法ですので確実にあっているとは限りませんが、あなたがスーパーテイスターかどうかの目安になります。

 

なぜ人によって結果が違うのかというと、「味蕾」という味を感じる受容体の数が人によってまちまちだからです。

 

ですので同じものを口にしても舌が敏感な人は「苦い!」と感じますし、鈍感な人は「おいしい!」や「あまり苦くない!」と感じます。

 

もっとちゃんと調べる方法を試したいのであればこちらを参照ください!

スーパーテイスターの特徴・かかりやすい病気

基本的にスーパーテイスターは

濃い味・スパイス・脂っこい物が嫌い

です。

そして苦味を嫌います

 

人は苦味を抑える時、塩味を強くすることで苦味を抑えようとしますそのため塩分を多く摂取してしまいます。若干矛盾していますが、要は塩分過多になりやすいということです。

塩分過多になりやすい!?

これはスーパーテイスターにも言えます。

要するに人一倍苦味に敏感なスーパーテイスターは「塩分を多く摂取してしまう」傾向にあるということです。

 

人は塩味を感じれば感じるほど好きになっていくことが多くの研究で判明しています。

その結果人はますます濃い塩味を好むようになるため「塩分の摂取量がどんどん増加する悪循環」になります。

 

2016年のランセット誌で公表された研究によると

「1日7g以上」摂取している人は心筋梗塞・脳卒中・死亡のリスクが高い

ということが分かっています。スーパーテイスターの人は特に塩分の過剰摂取には気を付けるようにしましょう!

スーパーテイスターは「がん」になりやすい!?

そしてスーパーテイスターは苦味のある「野菜」も全面的に嫌います。その結果野菜をあまり食べなくなるため「がん」になりやすくなります。

 

コネチカット大学の保険学者であるヴァレリーダフィ氏が高齢者を対象に行った実験によると、

スーパーテイスターはがんの前触れであるポリープが多く、女性は子宮頸がんなどの婦人科系のがんのリスクが高い

ということが分かっています。

また野菜不足は「心疾患や脳卒中になりやすいよ!」ということや、反対に野菜や果物を食べると「うつ病になりにくくなるよ!」ということが判明しています。

他にも「睡眠不足が改善するよ!」や肥満の人はアボカド食べると良いよ!ということが判明しています。

 

このように様々な恩恵があるのですが、スーパーテイスターの人らは人一倍野菜を食べるのに苦労するため工夫が必要です。

お子様はこちらを参照ください!

上記の方法は大人でも使える方法がありますが、ほかにも

が有効な手段でしょう。

 

人一倍苦味を感じてしまうため野菜を食べるのに苦労すると思いますが、野菜や果物にはその苦労に見合った効果がありますのでぜひ試してみましょう!

 

また、簡単に減塩する方法を知りたいのであれば

を参考ください!

ノンテイスターの特徴・かかりやすい病気

スーパーテイスターだけでなくノンテイスターも健康に気を付けなければいけないことがあります。

 

それはアルコール依存症です。

 

ノンテイスターは苦味に強いため「ビール」などのアルコールを好む傾向があります。

 

アルコール依存症は「多量のアルコールをどの程度の期間飲み続けたか?」で決まります。ノンテイスターでビールなどのアルコール飲料が好きな人はアルコール依存症になりやすいため注意しましょう!

 

またアルコール依存症早い時期から飲んでいるほど、アルコール依存症になるリスクは高まりますので、更に注意しましょう!

なぜアルコール依存症になるのか?

アルコール依存症になる原因の1つに「ドーパミン」という快楽物質があります。人はアルコールを飲むとドーパミンをたくさん分泌し「幸福感」を感じるなど「気持ちが良い状態」になります。

 

この反応は「麻薬をやっている時と同じ」くらいの反応が出ているため依存症になりやすいです。要するに麻薬と何ら変わらないということです。

 

またアルコールを飲む人(時)は「ストレスやイライラを抱えている人(時)」である場合が多いです。

 

結果イライラや不安やストレスを解消するために飲酒をすることが癖になり、ことあるごとに飲む癖がついてしまい、その結果アルコールを飲むことが日常になり習慣になってしまいます。

 

他にも理由はあるのかもしれませんが「アルコール依存症」の要因として「ドーパミンの分泌による快感」は深く関係しています。気を付けましょう!

 

また、ノンテイスターは味に鈍感なため「味の濃いもの」を全体的に好みます。塩分・糖分・脂質などすべてにおいて過剰摂取する傾向にあります。

 

味覚の敏感さを変えることはおそらく不可能ですので「風味」や「香り」で味の満足度をカバーしましょう!

助けを求めるならスーパーテイスター!?

一見今回の本題と関係なさそうに感じますが、意外とそうでもありません。

 

実は「苦味を好む人はシャーデンフロイデの傾向が強く、またサディズム傾向にある」ことが分かっています。

シャーデンフロイデとは「他人の不幸は蜜の味」に似た言葉です。誰にでもある感情でもあります。

 

要するに、他人の不幸を嬉しく感じる傾向が普通の人と比べて高く、他人を傷つけることに喜びを感じる傾向が強いということです。

 

これは無作為抽出したアメリカ人1,000人を対象にした実験より判明したことですので信ぴょう性はそれなりにあります!

 

一方でノース・ダコタ州立大学とペンジルバニア州にあるゲティスバーグ大学の研究では「甘い物が好きな人はいい人の可能性が高い」ということが分かっています。

 

そして「甘い物が好きではなくても、甘い物を食べることで人に親切になれる」ということも分かっています。これはノンテイスター・スーパーテイスター関係なく当てはまります。

 

つまりあなたが他人に助けを求めるなら「ブラックコーヒーを持って歩いている人」よりも「ミスタードーナッツやアイスクリームを持って歩いている人」に助けを求めた方が、親身になって助けてくれる可能性は高いよ!ということです。

 

スーパーテイスターは苦味に敏感なためブラックコーヒーを飲むことはまずありません。

もし身近にいる人に助けを求めるなら、事前に調べておくといざというとき役に立つでしょう!

 

また強制的に友人に親切にしてもらいたいときは

  1. 事前に甘いお菓子やケーキを用意
  2. 食べてもらった後に頼みごとをする

この2ステップでいつもより親切にしてくれる可能性は高くなります。

ぜひ試してみてください!

 

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参考文献