超加工食品は死亡リスクが〇%も増加する!超加工食品って食べ物?
こんにちは、こんばんは、たかです。
とか太る原因など、このブログでは「加工食品がいかに人体に悪影響を当たえているか」について取り上げてきました。
そして今回紹介する研究(1)は、The BMJに発表された内容で「超加工食品の摂取は心血管疾患や死亡リスクの増加と関連しているよ!」という内容です。
2つ研究が行われていて
- フランスとブラジルに拠点を持つ研究者らの実験
- 2つ目はスペインを拠点とする研究者らの実験
です。どちらの研究も規模が大きくてかなり信憑性が高い内容になってます!
1つ目の研究内容
超加工食品を食べると肥満、高血圧、高コレステロール、心血管疾患、様々な癌になるリスクが高くなるのか?ってことを調査するために、6日間食べた食品と量を3,300種類の食品に当てはめて、1日にどのくらい加工食品を食べているのか調査しました。
対象者は105,159人(男性21%、女性79%)のフランス人で平均年齢は43歳で、2009~2018年計10年間疾病率について追跡調査しました。
超加工食品は不健康になったのか?
「超加工食品を食べた割合が10%増加する毎に、心血管疾患、冠状動脈性心臓病、脳血管疾患などのリスクが10%以上増加している」ということが解りました。
それとは対照的に、未加工食品や微加工食品は食べても関連性はかなり低いことが解りました。
2つ目の研究内容
超加工食品の摂取が全死亡リスクとの関連があるのか調査しました。
対象者は19,899人(男性7,786人、女性12,113人)平均年齢38歳でスペインの大学を卒業した人を対象に行われ、食事調査票に記入してあるデータを元に行われました。
こちらも1つ目の研究同様10年間の追跡調査が行われており、食品の加工度合いによって分類したデータを分析しました。
研究結果
超加工食品を1日に4品目以上食べた人は2品目未満の人と比較して、全死亡リスクが62%も高いことと関連していることが解りました。そして超加工食品を毎日摂取している人はそれだけで死亡リスクが18%増加することが解りました。
もう正直言って食べ物じゃないと思いました・・・笑。
まとめ
どちらも研究も観察研究であるためその部分では信憑性は高くないが、今回紹介した研究以外の結果と関連性はあって、研究対象者の規模も大きいことを考慮すると、信憑性はかなり高いと思います。
また、今回紹介した研究に「超加工食品」というものが出てきたが、具体的には
などが含まれている、
- 冷凍食品(パスタ、グラタン、ピザ、カツ、フライ、ハンバーグ、ドリア、から揚げ、餃子…)
- インスタント食品(ラーメン、焼きそば、中華めん、スープ…)
- パン(コンビニやスーパーで売られているものが特に)
- スナック菓子(ポテトチップス…)
- 大量生産されているお菓子、デザート
- 炭酸飲料、加藤飲料
- 加工肉(ベーコン、ウインナー、ソーセージ、ミートボール、ナゲット…)
などの事を指しています。
これら超加工食品以外にも、冷凍食品でない揚げ物や、インスタントでないラーメンやパスタとかは、身体に悪影響なので控えるようにしましょう!