健康にいい食品と悪い食品、がんになりやすい食べ物ってなに?
こんにちは、こんばんは、たかです。
2017年の日本では年間37万人以上の人が、がんで亡くなっていて1位が肺、2位が大腸、3位が胃の順番で多くの人が亡くなっています。
ある研究(1)で発表されてる今後のがんに関する予測(2039年まで)によると
- 死亡数は男性は5%減少、女性は11%増加
- り患数は男性は13%増加、女性は29%増加
と年々癌になる人が増えているという予測になっています。
がんの主な原因は、
- 喫煙
- 飲酒
- 食生活
と言われています。
ということで、今回紹介するのはがんの中でも結腸・直腸がんになりにくくなる食品と、なりやすくなる食品ってなに?ってことを調べてくれてる研究(2)を紹介します!
「自分は大丈夫!」と思ってる人も結構大丈夫でないことが多いので、とりあえず読んでいって下さい!
研究内容
111件のコホート研究を分析したメタ分析で、インペリアル・カレッジ・ロンドンで行われた研究です。
検索方法はとにかく今回の研究対象になりうるものをありとあらゆる方法で検索して分析しています。
研究結果
まず食べると結腸・直腸がんになる可能性が高くなるものは
- 赤身肉・加工肉(100g/日で12%増加)
- お酒(エタノールが10g/日で7%増加)
の2種類であることが分かりました。ちなみに10gのエタノールがどんくらいの量かというと、ワインだと100ml、ビールだと275ml、度数の高いスピリッツは30mlぐらいです。
そして食べると結腸・直腸がんのリスクが減少するものは
- 全粒穀物(90g/日で17%減少)
- 乳製品(400g/日で13%減少)
という分析結果になりました。
全粒穀物とは簡単に書くとお米なら精米しない玄米のことを言います。
以外にも野菜や魚はほとんどの研究で影響がないという結果で、その他にもコーヒー、果物、家禽、チーズ、お茶、野菜なども効果なしという結果でした。意外ですね。
その他の食品に関してはまだ研究数が少なくて判断材料が少ないため、今回では関連性が観察できなかったみたいです。
まとめ
今回焦点にあてたのは結腸・直腸がんで、その他には一切関係ありません。まぁそれでもアルコールとか加工肉なんかは、身体に良い影響を与えるなんて話を聞いたことがないので、これらはなるべく摂取しないことが無難かな~といった感じですね。
コーヒーに関しては別の研究で、がんの発症リスクを下げてくれるんじゃないの?ってことが結果として出てるので、好きな人は飲めばいいんじゃないかな~と思います。