糖尿病の人は癌になりやすいの?なりにくいの?を解明した研究を紹介!!
こんにちは、こんばんは、たかです。
今回紹介するは中国で行われた大規模な研究(1)で、2型糖尿病と、多数のがんとの関連性について調べてくれたものを紹介します!
2型糖尿病とは皆さんが思っている、運動不足や食習慣の乱れによって発症する糖尿病の事で、あんまり聞きなれないのが1型糖尿病です。お間違いなくー。
研究内容
2013年7月から2016年12月の間で診断された2型糖尿病患者(がんの既往歴はない)410,191人を対象に、ガンと糖尿病の関連性はあるのか?ってことを、追跡調査したっていう研究です。
研究結果
追跡調査中に新たに診断させたがんの数は8,485件あり、糖尿病を患っていることが理由で、男性は一般人と比べて34%、女性は62%ガンの発症リスクが高いことが解りました。
男性の中で最も高い確率で関連していたがんは前立腺がんで一般より86%高いリスクと関連していました。
その他にも
などの様々な癌のリスクを増加させる結果となりました。
しかし一部例外があり、食道がんのリスクは減少していることが明らかになっています。
女性で最も糖尿病と関連していたがんは鼻咽頭がんで通常より2倍以上リスクを上げていることが解りました。
その他にも
などのリスク増加と関連しておりましたが、胆嚢がんのリスクについては減少していることが明らかになりました。
まとめ
2型糖尿病は他にも男性ならではの病気の処方薬が、2型糖尿病にり患する可能性を高くなることや、糖尿病なために全ての原因の死亡リスクが2倍以上上がるという研究もあります。
糖尿病にならないためにも常日頃から運動や食習慣を気を付けて、糖尿病であるならばできるだけ早く治していきましょう!