「新型コロナウイルス」負けない!【画期的な予防方法】
3月11日にWHO(世界保健機関)が「新型コロナウイルス感染症」の流行を「パンデミックとして特徴付けられる」と発表しました。
3月13日午前2時現在で世界の新型コロナウイルス感染症の感染者数は確認されているだけでも116か国131,460人、死亡者数4,923人にまで登っています。
1918~19年にかけて全世界で大流行した「スペイン風邪(現:インフルエンザ)」の感染者5億人(世界人口のおよそ27%)、死亡者数5000万~1億人。
これと比べると「新型コロナウイルス感染症」の規模が小さく感じますが、まだまだこれからだと言われており、上記と同じ感染率になれば日本人は約57万人、世界では6800万人死亡すると言われています。オーストラリア国立大学のウォーウィック・マッキビン教授とローシェン・フェルナンド氏より。
この数字は推定ですが、発展途上国などの医療が完備されていないところでは「感染=死亡」が深く結びつくので、まだまだ油断ならないかなり危険な状態です。
今のところ日本で確認されている患者数は世界と比べても少ないですが、検査が間に合っていない状況であるため、「報道されている患者数=日本における新型コロナウイルス感染症の患者数」ではありません。
「○○県で初の感染者」や「○○市で確認された」などとたくさん報道されており、中には「まだ自分の住んでいる地域で感染者がいないから安心」と思っている人もいるかと思います。
しかし検査するすべがない人ばかりなので、検査できていないだけで実はあなたの周りに新型コロナウイルスの宿主はいる可能性があります。もしかしたらあなたが・・・。
潜伏期間は平均5日と長いらしいです。そのためあなたも知らない間に菌をもらう可能性があり、知れずと誰かに移してしまう可能性もあります。なんせ菌は目に見えないのですから。
特効薬もまだ研究中で治療することが出来ません。
要するに「罹ってからでは遅い」ということです。日本で確認されている患者の約20%が重症化していると言われています。勿論全員が死亡するわけではありませんが、どうせなら辛い思いをすることなく事なきを得たいものです。
じゃあどうしたらいいのかというと
- 自分の周りに菌があっても寄せ付けないようする
つまり「予防」が最も大事になります。
ということで、今回は画期的な予防方法をご紹介します!
「新型コロナウイルス」負けない!画期的な予防方法
それは「嫌悪感」です。
「虫が気持ち悪い」とか「生ごみが臭い」と感じているときの感情です。想像しただけでもなんか嫌な気分になりませんか?
この嫌悪感がどう役に立つのかというと、「人が嫌悪感を感じているとき、免疫力がアップする」ということが様々な研究で明らかになっています。
要するに嫌悪しているとき病気への耐性が強くなるということです。説明するとちょっと難しい話になるので省きますが、この効果は自分が体験しなくてもあります。
ブリティッシュ・コロンビア大学の研究より
健康な人にまず無害の細菌を注射し、その後それぞれ写真を見てもらいます。
- 悪人がピストルで威嚇している恐ろしい写真
- 発熱している人の写真
- 咳をしている人の写真
- 痘痕(あばた)だらけの写真
のどれかを見てもらいその後、血液を採取し免疫反応の強さを測定しました。
結果2、4のような病気を表す写真を見た人は、1のような恐怖心を掻き立てるような写真を見た人より免疫反応が強いことがわかりました。
しかし同じ写真(2,4)を見た人のなかでも嫌悪感を強く示した人よりあまり嫌悪感を示さなかった人のほうが免疫反応が強いという結果も出ました。
ん?一体どういうことでしょうか?
答えはバックアップシステム
「バックアップシステム」ではないかと言われています。そもそも人が何かに嫌悪感を抱くのは「身の危険を感じた時」です。
そして嫌悪に似た「恐怖」と違って経験からなるものです。
ライオンに襲われるという場面で感じるのは「恐怖」で、思考を伴わず反射で行動します。
反対に嫌悪というのは、インフルエンザなどの病気を最初から嫌悪するわけではなく、ニュースで「インフルエンザにかかると辛い」ということを知り、実体験で苦しい思いをすることで初めてインフルエンザを嫌悪するようになります。
そして嫌悪すると人は「回避行動」をとるようになります。今回でいうと「手洗い・予防接種・マスク・アルコール消毒」のことです。
先ほどの実験で嫌悪感を刺激しても、反応を示さなかった人の方が免疫反応が強かったのは「嫌悪しないことにより体内に細菌が入ってくる可能性が高く、撃退するため」嫌悪感を感じた人と比べて余計に免疫反応が強くなったのです。
しかし今回の「新型コロナウイルス」の場合まだ特効薬が開発段階であるため、出来るだけ体内に入る前に予防しなければいけません。
このような理由があって「嫌悪感」が役に立つのです。以上をまとめると
- 嫌悪感は潜在的な細菌を体内に入ってくる前に防ぐのに役立つ
- 免疫システムは体内に入ってきた細菌を殺すのに役立つ
ということです。嘔吐(おうと)なんかは嫌悪感に誘導され体外に排出する反応です。
具体的な予防方法
要するに「嫌悪に対する感度(disgust Sensitivity)」が高いほど良いということなんですが、簡単に調べる方法として
他人が触ったことがわかるものに触れることに抵抗がある
という質問に「同意する・しない」である程度分かります。
勿論「同意する」を答えた人は感度が高いということで、様々な病気に掛かる可能性が低いです。
では「同意しない」と答えた人はどうすればいいのかというと、今回の場合は
「新型コロナウイルスのことを取り上げているニュースをたくさん見る」
です。どちらかというと明るい方ではなく、暗い方のニュースを見ることであなたの嫌悪感がより刺激され、回避行動を取るようになります。
要は「自分の身に危険が及ぶ」という経験をすることが大事です。まぁその結果日本からマスクやらトイレットペーパーが無くなったんですが・・・笑。
新型コロナウイルスにかかってから「予防しておけばよかった・・・」と後悔しても遅いので万全を期して予防をしましょう!
具体的な予防方法としては
- 手洗い・出来たら顔面
- 外出時は顔を触らない(手に付いた菌が体内に入るのを防ぐため)
- アルコール消毒
です。マスクも勿論着用することに越したことはないです。
なるべく早く流行が去ることを願ってます。
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