多くの学校は間違ってる!科学的に正しい【英語習得法】を公開!!
皆さん1度は「英語を巧みに操ってペラペラとしゃべってみたい!」と思ったことはないでしょうか?「1人で外国に行っても言葉の壁を感じずに満喫したい!」と思ったことはないでしょうか?
私も20歳の時に「英語をペラペラしゃべれたらかっこいいな~」「かっこいいな~」と思い、中学英語からやり直そうと教材を買いましたが、1ヶ月も続きませんでした・・・笑。
ということで今回は
「成人がどのように外国語を勉強すれば上達が早いのか?」
について、脳がどのように機能するかを研究したデラウェア大学の研究を紹介(1)します!
学校の英語学習法の間違い
日本では小学校から徐々に英語の勉強をするようにカリキュラムされております。しかし日本の英語能力は低いままです。いつまでたってもずっと低いです。
いい加減やり方を変えたらどうなの?と思うくらい教え方が全然変わってません。
なぜ低いままかというと、勉強方法が悪いというのが一番にあります。日本の学校は教え方を間違ってます。
どのような教え方かというと、書かせることを先に教えています。abcde…とまずはアルファベットを書かせてから次に読ませて、そこからだんだん話したり聞いたりするような工程になっています。
では質問です。
あなたはすでに日本語を習得していますが、一番最初は何をしたでしょうか?
おそらく「聞く」ことから始まっていると思います。
まだハイハイもままならない頃、もしくは母親の胎内にいる頃から我々は母国語(日本語)を毎日聞いています。
これは有名な話ですが我々が言葉を勉強する時や話すときは、言語能力を司っている左脳がよく働きます。しかし
「新しい言葉を覚える時、右脳が活発に動くことで習得できる」
と研究者らは述べております。
右脳は、図形や映像の認識、空間認識、イメージの記憶などを処理しますが、音を処理する能力もあります。
つまり、書いたり読んだりして学ぶのではなく、一番最初にするべきことは「音」から学ぶという事です。
音から学ぶ学習法は正しいのか?
研究では24人のアメリカ人に中国語をマスターしてもらうことを目標とした実験です。よく中国語と英語は文法が同じだから覚えやすいと思われがちですが、実はそうでもないらしく、どちらかというと難しいらしいです。
研究では「bah」と「nah」のように似たような単語を聞き分けるために、説明したり実際に聞き分けてもらうなどといった勉強方法から始めました。
研究期間は4週間で大学の授業時間と同じくらい
- 1日3時間半・週5日
授業を受けてもらいその後にどのくらい覚えているか、テストしました。
その結果
参加したほどんどの人が長期的な記憶として覚えることに成功しました。
一見すごそうに感じれないと思いますが、長期的に覚えれるのは結構すごい事です!
人は何か覚える時、何回かに分けて覚えようとしないとなかなか脳に定着しません。テスト前日に覚えてテストでいい点を取れても1週間もすればほとんど忘れてしまうのは「長期記憶として定着してない」からです。
そんな簡単には長期記憶として記憶できないのです。
つまり、長期記憶することは結構大変なことで、今回の実験方法はそれを可能にしたということですごい事なんです!
しかし参加者が24人と少ない人数なのであくまで参考程度と思ってください!
まとめ
新しい言語を勉強する時、学校はまずは読んだり書いたりして覚えさせようとしますが、今回の研究結果を参考にすると、まずは聞いて覚えることが一番の近道のようなので、それから初めてみてはいかがでしょうか?
一番効率の良い方法は「アウトプット」です!旅行やホームステイで現地に行き会話をすることが一番の近道です!
よく子供は覚えが早い!と言いますがこれは迷信です。大人になっても新しい言語を習得するのは簡単でなくても可能なことです。というか子供よりいろんな経験をしてるので早く覚えれると思います。
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