子供に野菜を食べさせる方法が画期的な方法だった!?
皆さんは嫌いな食べ物はありますか?もしくは子供の頃食べれなかったたべものはありましたか?
子供も大人も嫌いなものを思う浮かべると必ずと言っていいほど「野菜」が入ってくるんじゃないでしょうか?
特に子供は自分の感情や好き嫌いにすごく敏感なため、一度嫌いと思ったものはなかなか食べようとしません。しかし野菜からしか摂れない栄養もたくさんあるので、何とか食べさせる必要があります。
子供に繰り返し野菜を食べさせることで野菜を食べるようになるのか?
ということを調べました。
子供に野菜を食べさせる最も有名な方法ですが、果たして本当に子供は野菜を食べるようになるのでしょうか?
子供に繰り返し野菜を食べさせるのは効果アリ!?
3~6歳を対象に98家族に協力してもらい、
- 1日3食用意
- 軽食だけ用意
の2つのグループに分けました。2グループ目の昼食などは自前の弁当を持ってきてもらい、6週間(週に2日)参加してもらいました。
研究のために用意した食事(食品)は、子供が嫌う代表的な
- トマト
- ピーマン
- レンズ豆
- キヌア
を用意し、用意したものを食べるとき「食べたら自分にどんないいことが起こるか」を聞かせながら食事させました。
要するに1つ目のグループは
- 1日3回アプローチ
2つ目のグループは
- 1日1回アプローチ
野菜を食べさせるときは
- これを食べたら足が速くなるよ!
- 健康になって元気な身体になるよ!
というような食べたらどんな効果をもたらすかを教えつつ、アプローチした回数の差で子供の食習慣は変化するのかどうかという実験です!
また、研究者らは子供らと交流しながら
- 食事にどのような反応を示したのか?
- どのように味わうのか?
- 顔の表情はどう変化したか?
などをメモしつつ、1日の終わりにおやつを提供し参加者が何を食べたのか?を調べました。
その結果
子供たちに用意した食事を繰り返しアプローチすることで、トマトやピーマンなどを「ちょっとは食べてみようかな?」と食べようとする意志が高まることが解りました。
そして介入した子供たちはそうでない子供たちと比べて2倍の量を期間中に食べました!
この結果は好みや自発的な意欲とは関連しませんので、どのような子供にも効果がある方法です!
しかし1つ難点がありそれは「効果が持続しない」ということでした。要するに一時的な効果しかなかったということです。
研究者ら曰く
「食事に関する会話を幼い子供たちとすることで、一緒に食べ物の探索を促進し、健康的な食事行動を身に付ける足かせになりますが、時間が必要です。」
とのことでした。
まとめ
繰り返し挑戦させる回数が多くなるほど子供は嫌いな野菜を多く食べるが、その効果は一時でしかなく、好みまでを変えるほどの影響はありませんでした。
そこまで劇的に子供の食習慣が変わることはなかったが、繰り返し辛抱強く子供にアプローチすることはしないのと比べて2倍の違いがあります。
多少であっても変化するなら実践してみてはいかがでしょうか?
また他にも子供に野菜を食べさせる方法はありますので是非挑戦してみましょう!
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