大晦日だからと言ってゴロゴロすると精神的に参っちゃう!?
こんにちは、こんばんは、たかです。
とうとう今年も残り1日になりましたね!大掃除も終わって「今日はのんびりテレビでも見ようかな?」っていう人は結構いるんじゃないかと思います。こたつや暖房が効いた暖かい部屋で、ミカンを食べながらのんびりしたいですよね~。
外は寒いからわざわざ出かけることもないし、初詣だって寒いから今年はいいかな~なんて思ったりしてるんじゃないかと思いますが、「実はこれって結構やばいんじゃない?」ってことが研究によって分かっています。
何がやばいって「運動不足は精神的に参っちゃう」ということです。
運動不足は精神が病む!?
カナダにあるカルガリー大学らの2017年の研究(1)によると、うつ病とか気分障害と運動ってどんな関係があるの?ってことを2,678人の成人を対象に調べたところ「運動してない人ほど精神疾患にかかりやすい」ということが分かっています。
つまり大晦日だから・年末年始だからと言って1日中家でごろごろしてると、「結構やばいよ!精神的に参っちゃうよ!」ってことになります。
また運動してない人は
- 教育水準が低い
- 収入が低い
と言ったことも関連してたので運動不足は良いことなし!です。
じゃあ子供はどうなの?
さっき紹介した研究は大人が対象だったから「子供にも同じことが言えるの?」ってことになりますよね?
ということでこれもまたカナダの研究ですが、今度はオンタリオ州の病院とトロント大学の医学部の共同研究(2)を紹介します。これはメタ分析なのでかなり信ぴょう性は高いですよ!
2005年~2015年で関連性がある研究を対象に「子供の身体活動とうつ病」に関する論文を50件分析しました。
その結果、やっぱり「身体活動が低い子供はうつ病になる傾向が強い」という結果で「運動すれば改善するよ!」ってことも解りました。
つまり「子供も運動しなさい!」ということでした笑。
日本の研究はどうなの?
どちらの研究もカナダで研究したものだから日本の研究はないの?って思う人もいると思ったので、西日本旅客鉄道株式会社の安全研究所に所属してる中村 志津香さんの系統的レビューとメタ分析(3)を紹介します。
どんなことを調べたのかって言うと「座り行動と睡眠障害」についてです。座ってる時間=運動してない時間なので問題ありません。
ちょっと今回のテーマとずれてる気がしなくもないけど、立ってテレビを見ることは無いんじゃないかな?と思ったのでこの論文を選びました!
1985年~2016年に発表された研究を分析したよ!って研究で、該当した1,920件を最終的に20件に絞って分析しました。対象年齢は18歳以上
その結果座ってる時間が長いと
のリスクを高めてることが解りました。
つまり「1日の座ってる時間が長いほど睡眠の質が悪くなっていった!」ということで研究者曰く
と述べていたため、やっぱり運動してないとうつ病のリスクを高めてしまうんじゃないの?ってことになりそうですね~。
まとめ
大晦日・年末年始だからと言って1日中だらだらしてるとこんなことを起こる可能性があります。
この他にも座っている時間が長い人ほど肥満になりやすいとか座ってる時間が長いほど死亡リスクが高くなるなんて研究もあるので、ちょっとくらいは運動した方が良いんじゃないでしょうか?
良いお年を・・・。