低所得の人ほど肥満になりやすいのってホント?に答えてくれた研究を紹介!

肥満 低所得

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

今回紹介するのはリバプール大学の研究(1)で、低所得の人ほど感情的な食事をしてしまう心理的苦痛の影響で肥満になりやすいかもよ!っていう内容です!

心理的苦痛とは

などのことを言って、それらを感じている低収入の人ほど感情的な食事をしてしまい肥満になりやすいよ!ということです。

研究内容

150人を対象に

  • 社会的地位の低さ(SES)と肥満との間に関連性はあるのか?
  • 心理的苦痛が多いほど感情的な食事をしてしまい肥満になってしまうのか?

などを調べるために参加者のSES、心理的苦痛の度合い、感情的な食事などに関するアンケートを記入してもらいました。肥満度(BMI)を計算するために身長・体重なども調べて、参加者の教育レベルまで徹底的に調査しました。

研究結果

SESが低い参加者ほど心理的苦痛が高いことと関連しており、心理的苦痛が高いほど感情的な食事をする傾向にあることが解りました。

 

しかし心理的苦痛だけでは高カロリーな食事との関連性はなく、BMIとの関連はありませんでした。

 

研究者曰く

肥満レベルにおける社会経済的格差の理由は、より豊かな地域と比較して、より恵まれない地域での低コスト、高カロリー、高密度の食品の利用可能性が高いことが原因であることが多い

そして

しかし地元の食料環境と肥満の間の関連については、限られた証拠がある心理的および感情的な要因を示すことも役割を果たす可能性があります。

とのことでした。

予想だにしない結果がありました。

それは、SESが高くなるほど感情的な食事と関連していたという事です。心理的苦痛が少ないorないにもかかわらずそのような食事が多いことが今回の研究で明らかになりました。

まとめ

塩・砂糖・脂肪などの栄養素は生きていくうえで必要な栄養です。しかしこれらを手に入れるには対価(お金)が必要です。

 

人は栄養を無理にでも蓄えようとするため、低所得の人が限られたお金で高カロリーな食品などを好んで購入して食す理由はなんとなくわかります。そうしないと生きていけないからね。

 

しかし感情的な食事は身体によくないため心理的苦痛を取り除く必要があります。まずは心理的苦痛が起きる原因を探し対策しましょう!もしうつ傾向にあるのならしっかりと対策していきましょう!

 

既に肥満であるのなら、ある程度の摂取カロリーを減らし、運動する習慣を身に付けましょう!