流産の可能性を最大15%もリスクを下げてくれる成分が解ったかもよ!という大規模対照実験!
こんにちは、こんばんは、たかです。
今回の内容は朗報になると思います。
今回紹介する研究(1)の内容はなんとプロゲステロンを投与することで妊娠初期の出血や流産する可能性を下げて、出産の可能性が高まるかもよ!という内容です。
以前書いた記事でも、早産のリスクが4倍高い人の特徴は糖尿病!、喫煙を途中でもやめれば早産のリスクが減少するよ!と、早産やその他妊娠に関する病気との関連について書きました。よければ読んでね?
研究内容
平均年齢31歳4,153人の妊娠初期出血や流産を経験している、又は流産する恐れがある女性を対象に実験を行い、コンピューターによって無作為に2つのグループに分けました。
つまり、プラセボ対照試験ということです。
1つ目のグループ(2,079人)にはプロゲステロンを、
2つ目のグループ(2,074人)にはプラセボを投与し、プロゲステロンの効果は現れるのか?実験しました。
研究結果
まずプラセボを投与されていた女性から生まれた赤ちゃんの数が4%増加していることが解りました。流産を1,2回経験した女性にプロゲステロンを投与したことで777人のうち591人(約76%)出産した。プラセボグループは738人のうち534人(約72%)であった。
次に以前3回以上流産を経験した女性にプロゲステロンを投与したことでプラセボと比較して約15%も出産率が増加しまいた。プロゲステロングループ137人のうち98人(約72%)に対し、プラセボグループ148人のうち85人(約57%)でした。
まとめ
「プロゲステロンが妊婦さんにどのような影響を与えるかの実験は、今まで多くても200人と規模があまり大きくなかったため、信憑性に欠ける部分があったかもしれないが、今回の人数は4000強とかなり大規模な実験だったので、非常に質の高いものである」
と研究者らは述べております。
流産は一般的な妊娠合併症で平均して15%の妊婦さんに起こります。また年齢が上がるにつれ20%、40%と流産する可能性がグン!と上がります。
妊娠は精神的・肉体的に非常に疲弊しストレスが溜まります。その上に流産したなんてことがあったら泣きっ面に蜂です。
そうならないためにも流産やその他妊娠合併症のリスクを下げるように努めていきましょう!