皆が間違う人間関係が良くなる、他人に好かれる方法!
誰だって嫌われるよりは好かれる方が良いと思います。
そのため嫌われないように相手の頼みごとを聞いてあげて、機嫌取りをなるべくするようにしようと意識してる人もいるんじゃないか?と思います。
しかし心理学的には他人に尽くすより「尽くしてもらう方が相手に好かれる」と言うことが解っています。
他人に尽くすより「尽くしてもらう方が相手に好かれる」
「え!どゆこと!!」と思うかもしれませんが、人は尽くすより尽くした人の事を好きになるということが解っています。
これには心理学である「認知的不協和」と言うのが関係していて、人は誰かのために行動したり、助けたりするのは「自分にとって大事な人だから」助けます。
仮に困ってる人が友人だった場合すぐに助けようとしますが、赤の他人の場合はちょっと躊躇したり、そのまま見ないふりをすると思います。
と言うように、人は自分にとって大事な人を助けるんですが、時には赤の他人を助けちゃうときもあります。
すると「好きでもなんでもない人を助けた、なんでだろう?」と言う疑問が出てくると思います。
これがまず「認知的不協和」です。「好きな人だから助けるのにそうでもない人を助けてしまった!」と脳はちょっと混乱します。
しかし「助けた」ということは事実なので変えようがありません。
どうするかと言うと、それ以外の変えられることでこの不協和を解消しようと脳が働きをします。
つまり「助けたということはきっと自分はこの人の事が好きなんだ」「好きだから助けたんだ!」と今までの信念を無理矢理変えて認知的不協和を解消とします。
これを「認知的不協和の解消理論」と言います。
その結果助けた人の事を好印象に思ったり、好きになってしまったりします。
もう1つあります。
それは「ナイチンゲール症候群」と言う心理で、
これもざっくり説明すると「尽くした相手の事を好きになってしまう」という心理を表れています。
よく患者側が看護師に恋を抱くと言った感じで誤用されますが、本来の意味は看護師側が患者の事を好きになるという意味です。
つまり「人は尽くした人の事を好きになる」と言うことです。
まとめ
認知的不協和を最初に唱えたのはアメリカの心理学者のレオン・フェスティンガーという方で、実験の内容は
単調な作業を行わせた学生に対して報酬を支払い、次に同じ作業をする学生にその作業の楽しさを伝えさせる実験を行った。
この実験では、実際にはつまらない作業という認知と矛盾する楽しさを伝えるという認知から不協和が発生するが、報酬の多寡で楽しさを伝える度合いが異なる事を確かめた。
報酬が少ない学生は、報酬が多い学生よりも楽しさを伝える度合いが強く、割に合わない報酬に対して「本当は面白かったのかもしれない」と、認知に修正を加えて不協和を解消しようとする心理が強く働いているとした。
と言った実験で証明された社会心理です。
なので、好かれたい相手に簡単に解決するような頼みごとを相手にお願いしてみましょう!勿論giveばっかりではいけないので、takeも同じくらいしましょう。
そうすることで知らぬ間に相手と仲良くなりお近づきになれることが出来ます。
ぜひ活用してください!
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