職場でのいじめは会社にとって、被害者にとってどのような影響を及ぼすのか?についての研究
こんにちは、こんばんは、たかです。
あなたの職場はどのような雰囲気でしょうか?上司が権力をふるってないでしょうか?自分の意見をごり押ししようとしてないでしょうか?
今回紹介する研究(1)は、職場でのいじめが被害者や会社にどのような影響を及ぼしているのか?という内容です。
研究内容
イーストアングリア大学の研究で、1,019人のイタリア人従業員を対象者に、職場でのいじめが会社の生産性、被害者の健康状態にどのような影響を与えているのか?について調査しました。
更にいじめをどのように対処しているのか、いじめられたことでの感情の変化、道徳観の変化についても調査しました。
研究では5つのグループに分けており、それぞれの違いについて調査しております。
研究結果
- 仕事関連のいじめで個人攻撃してくるものは健康状態の悪化と不作法を経験することと関連していた(4.4%)
- 個人攻撃が少ない場合は健康状態との関連は少なかったが、ネガティブ思考をコントロールすることが出来なくなった(9.6%)
- 個人攻撃が更に少ない場合、健康状態との関連はないが、時々反生産的な行動を取ることと関連していた(22.3%)
残りの63.8%はいじめとの関連はありませんでした。
つまり、
いじめの中でも個人攻撃するいじめと複数人を相手にするいじめがあって、個人的な攻撃ほどその人の健康状態など被害者が苦しみ、1人じゃなくて複数人になればなるほど会社の利益が少なくなる
ということでした。
まとめ
いじめは従業員にとっての主要な職業上のストレスの1つであり、その影響は彼らの成長と健康を危うくするだけでなく、個人と職業の両方の目標の達成を妨げていることが解りました。
いじめ以外にも仕事の業績などの問題を抱えている従業員は、アルコールに逃げたり、怒り・悲しみ・恐れなどのネガティブな感情に苛まれます。
これらを防ぐ方法は人間関係の構築です。他の研究では職場に友人がいることで仕事に対する満足度が7倍変化するという事が解っており、生産性も上がることが解っています。
まだ親しい友人と呼べる人がいないのなら作ることをおすすめします。
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