週350gだけお肉や加工肉を魚に変えるだけで、胎児にも妊婦にも良いことがあるよ!という研究

魚 健康 妊婦

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

あなたは週にどのくらいの魚を食べているでしょうか?私は少ししか食べれないのであまり食べてません・・・。

 

デンマーク工科大学の研究(1)によると、赤身肉や加工肉の一部を魚に変更することで、心血管疾患の予防が期待できるという事が明らかになりました。

 

そしてこの効果を特に受けるのが50代以上の男性と妊娠中の女性ということまでわかってます。

なぜ加工肉から魚に変更するといいのか?

魚は健康に欠かせない脂肪酸ビタミンDを多く含んでおります。しかし残念ながらそれと同時にマグロ類にはメチル水銀という有害な物質を含んでいる可能性があります。

 

赤身肉や加工肉はというと、飽和脂肪酸が含まれておりこの脂肪酸は様々な種類の癌の発症と関連しています。勿論赤身肉にも良いところがあり、動物性たんぱく質鉄分を含んでいるためそれなりに摂取する必要はあります。

 

ただし加工肉は別です。塩分や脂質を多く含んでいるため簡単に食事バランスを崩すことが出来ます。そしてカロリーの多い食品は依存性が高いため簡単に肥満になります。

どのくらい食べればいいのか?

今回の研究が推奨している量は週に350gの魚を食べることを推奨しています。また、その中の200gは脂肪分の多い魚(イワシ、サバ、サンマ、ニシン)などを食べることを推奨しております。

 

これらの魚にはオメガ3脂肪酸という身体に良い脂質がたくさん含まれております。その他にもクルミがかなり多く含んでおります。

 

注意する点は、マグロ類は脂肪酸が少なくメチル水銀を多く含んでいる可能性があるため、マグロだけを食べている場合は期待通りの結果は得られません。しっかりとオメガ3脂肪酸を含む魚を食事に取り入れていきましょう。

 

まとめ

今回の研究はデンマーク人が対象だったけど、日本人にも同じことが言えます。加工肉が世に多く出回ったことで加工肉の消費が増え、魚の消費量は2001年をピークに減少しています。

 

なぜ50歳以上の男性と妊娠中の女性が恩恵を多く受けるかというと、男性はそのくらいの年代から心血管疾患にり患する可能性が高いからであり、妊娠中の女性はお腹の中にいる胎児の発達にいい影響を与えるからです。

 

それと同時に妊娠中にマグロ類などに含まれるメチル水銀の摂取すると胎児の脳の発達にダメージを与える可能性があるため気を付けて下さい。マグロ系はあまり食べすぎないようにね!ってことです。

 

お肉を全部魚に変えるわけではなく、週に350g分お肉ではなく魚を食べましょうということです。お肉にも大事な栄養素はあるためしっかりと摂取してください。

魚の食べ方のおすすめは生です。生が怖いのなら焼いても構いませんが・・・

 

その他胎児や妊婦さんに良い影響を与えるものとして今回でもちらっと出てきている「クルミ」を1日30g食べるだけで息子・娘の頭が良くなる?って研究もあるのでこちらも読んでいって下さい!