「音楽」を聴いてリラックスする方法と、興奮する方法
あなたは緊張する場面の時どのように乗り越えていましたか?
- 人前で発表するとき
- 受験テストの前
- 告白をする日
- 会社の上司らとの飲み会
- 歯医者に行くとき
- 落ち着きたいとき
これらは全部多かれ少なかれ「緊張」を感じている時だと思います。そして、
- 記録を出す前
- 試合の前のウォーミングアップ
- ライブフェスの前
などは「気持ちを高ぶらせたいとき」だと思います。
緊張を感じている時深呼吸をして和らげようとしたり、大きな声を出したり、緊張していないと言い聞かせたりするかと思いますが、うまくいくことは少ないと思います。
気持ちを高ぶらせたいときもうまく高ぶらなかったりして、思ったように身体をコントロールできないことがあると思います。
ではどうしたらうまくいくのか・・・。
実は科学的に
「音楽を聴くことで気持ちを高ぶらせることも出来るし、リラックスすることも出来るよ!」
ということが日本の研究(1)によって分かったので紹介します!
大事な場面で持てる力をすべて発揮する方法ですので、
- 本番に弱い人
- 緊張で身体ががちがちになる人
などは参考になると思います!
音楽の力で緊張や気持ちをコントロールできるのか?
研究ではまず、
- どんな音楽がリラックスを促し
- 気持ちが高ぶらせているのか
ということを知るために、唾液を採取してその中に含まれてる「オキシトシン」と「コルチゾール」の分泌量を分析しました。
参加者は男性26人で20分間スローテンポ(テンポ56)の曲か、ファストテンポ(テンポ233)の曲のどちらかを聞いてもらい、実験の前後に採取した唾液を分析して、
ということを基準に
- リラックスした・してない
- 興奮した・してない
を評価しました!
ちなみに実験で使用した曲は「ショパン」の曲です。また、参加者には全部で11曲聞いてもらったんですが誰もがどの曲も知らないということでしたので、好みの影響はありません。
実験の結果
という結果でした!
要するに
- スローテンポの曲を聴くとリラックスできる
- ファストテンポの曲を聴くと興奮する
ということです!
ただ音楽を聴くだけで緊張を和らげたり、気持ちを高ぶらせることが出来るため、積極的にやってみていいのではないでしょうか!簡単ですし笑
まとめ
陸上選手とかフィギュアスケートの人らが、本番前のウォーミングアップ中に音楽を聴いている場面を見たことがあるかと思いますが、
どうやら本当に効果があるようですね!まぁどんな曲を聴いてるのかは知りませんが・・・笑。
ということで、もし緊張するときや気持ちを高ぶらせたいときなんかはあなたも「音楽」を使って気持ちを整えてみてはいかがでしょうか?
1つ難点を上げるとするならば、今回の研究は
「参加者に音楽を20分聞かせていた」
というところです。20分未満でも同様の効果があるのかはこの研究ではわかりませんでした!
それでも「音楽を聴くとリラックスする!」ということを知っているだけでも効果(プラシーボ効果)はありますので、ぜひ試してみましょう!
- 緊張を和らげるときはスローな曲(テンポ60前後)
- 気持ちを高ぶらせたいときはファストな曲(テンポ230前後)
間違えないようにしましょう!
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