【衝撃】減塩を意識するほど「不健康になる!!」理由と目安は?
あなたは1日の塩分量を気にして食べていますか?自分が1日にどのくらい塩分を摂っているか計算していますか?
テレビや新聞、広告などでも「塩分の摂りすぎには注意しましょう!」とよく聞き、見かけると思います。
自分が1日にどのくらい塩分を摂取しているか?を計算していなくても、塩分を摂りすぎないように気を付けている人もいるんじゃないかと思います。
しかしある研究によると「塩分が足りない人は多い人より疾患にかかり死亡するよ!」ということがわかりました。
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塩分過多より減塩してる人のほうが不健康!?
私はびっくりしました!
塩分過多で不健康になるのならわかるにしても、塩分を控えると病気に掛かりやすくなるってホント!?嘘なんじゃないの!?と思いました。
が、実は本当らしく、
2014年のニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌で公表された研究によると、
アメリカ心臓協会が推奨している「1日1.5~2.4g」の塩を摂取している人らは3~6gや6g以上の人らと比較して一番心臓疾患にかかり、死亡していたということが分かっています。
6gというのは世界各国で推奨されている大体の平均値です。これより多くなると「塩分過多」ということになります。日本も1日6gを推奨しています。
要するに「減塩しないと!」と思って意識して1日1.5~2.4gくらいまで落としてしまうと、世間で騒がれている塩分過多よりも不健康な身体になり、死亡する可能性が高くなるよ!ということになります。
健康のためにとった行動が結果不健康になるのは、なんとも皮肉めいていますね。
この研究の対象者は25~70歳の101,945人で4年間追跡調査している実験です。信ぴょう性はかなり高いです。
勿論1日6g以上摂るのも死亡リスクを高めています。2016年のランセット誌で公表された研究によると「1日7g以上」摂取している人は心筋梗塞・脳卒中・死亡のリスクが高いということが分かっています。
これには例外もあり、高血圧でない人に限っては循環器疾患のリスクが増加しないことが分かっています。しかし塩分が少ないと高血圧に関係なく循環器疾患のリスクが高くなるということも分かっています。
塩の摂取量、実は明確に決まってないらしい・・・
「大体の目安は決まっているが正確には決まっていない」というのが今のところです。
しかし覆らないであろうこととしては「塩分の摂りすぎは不健康になる」ということです。特に高血圧の人は注意する必要がありますね。
ちなみに日本人は1日にどのくらい塩分を摂取しているのかというと
- 男性:約10g
- 女性:約9g
ということで日本人は平均して塩分過多らしいです。お互い気を付けましょう笑。
塩分過多の人が減塩する「すぐにできる方法!」
基本的に人は塩を使えば使うほど塩味を好きになっていきます。なので意識的に薄味にする必要があります。
1980年代の研究で5か月間行われた実験によると「意識的に塩の量を減らすことで、好みの塩の量を変化させることが出来る」ということが分かっています。
減塩し始めた最初のころはきついかもしれませんが、慣れてしまえばどうということはありません。自然と薄味を好むようになり、それをおいしく感じられるようになります。
要するに減塩したいのなら「塩の量を減らすことで、舌が薄味を好むようになり、結果自然と減塩できる」ということでした。
減塩のレシピなどはyoutubeなどにたくさんアップされていますので、そちらを参考にしてください!
またミネラルを含む「天然塩」から塩分を摂った方が良いと言われていますので、そのあたりを意識してはいかがでしょうか?
私のお勧めはアルペンザルツです!
一般的においしいと言われている塩分量はどのくらい?
一般的に「食べる量×0.9%の塩分」が人が最もおいしく感じられる塩分量だと言われています。お肉が100gなら塩は0.9gでちょうどいいということです。私は0.6%でもしょっぱいと感じるのでそれ以下にしています。
人間の舌は結構敏感で、ある説によると「0.003%」の塩分量の違いに気づくことが出来ると言われています。そのくらい人の舌は敏感なので計量するなら正確に行いましょう!
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参考文献