慢性的な睡眠不足は、心疾患の発症リスクを高めてるらしい
毎日しっかり寝れているでしょうか?
深い睡眠を取るには交感神経と副交感神経の切り替えが良くないといけません。
交感神経が優位の状態で就寝しても、浅い睡眠になってしまいその結果睡眠不足になります。
睡眠不足は身体に悪影響を及ぼすことがすでに分かっており、
- 認知機能の低下
- 起床時の頭痛
- 肥満
- 就学前の子供にはADHDや自閉症スペクトラム
と言った精神疾患のリスクが可能性が高くなります。
そんな睡眠不足について、今回は慢性的な睡眠不足は動脈を詰まらせ、心臓病のリスクの増加と関連してるかもしれないよ?という研究(1)です。
研究内容
心疾患のない座りがちな中年を対象にして、被験者には夜の睡眠時間の平均を記入してもらい、晩御飯の後血液を採取し測定しました。
研究結果
1日7時間未満の睡眠を定期的に行っている人はあるマイクロRNAのレベルが低迷していました。
どういうことかというと、マイクロRNAは健康状態を調節するのに重要な役割を果たしているため、その値が低いという事は、心臓血管の健康状態悪化、炎症や疾患する可能性が高くなるという事を意味しています。
研究者ら曰く
「睡眠不足と心血管疾患との関連は、一部マイクロRNAの変化に起因する可能性があります」
とのことでした。