【睡眠の科学】早起きは「健康・仕事の効率」を落とし、事故る!?

早起き 効果

「成功するには早起きは必要!」「健康のために早起きをする!」

などと、考えていませんか?

 

「現代人は睡眠不足である」

と、世界中の研究者は口をそろえて言います。そして科学的には睡眠時間が「7時間未満」は睡眠不足と定義しています。

 

あなたの睡眠時間は何時間ですか?

 

おそらくほとんどの人は7時間未満だと思います。要するに「みんな睡眠不足だよね」ってことです。

 

日中に眠くなるだけなら「睡眠不足はそんなに悪くない」と思いますが、すでに分かっているものだけで、

といったことがわかっています。(もちろんこの他にもあります!)

要するに

  • 不健康になる
  • 頭が悪くなる
  • 早死にする

ということです。

 

では「早起きでも7時間以上寝てればいいのでは?」ということになるのですが、

実は「朝7時よりも早起き」ことに意味はなく、むしろ悪影響だということがウェストミンスター大学の研究で証明されています。(1)

 

要するに「早起きは三文の徳」ということわざや「早寝早起きは健康にいい」というのは「」ということです。

 

そして、今回紹介する研究(2)によると、更に睡眠不足による悪影響があるらしいことが判明しました。

なんと!

交通事故

にまで影響していることが判明しました!

 

なんとなく察しがつくのではないでしょうか?しかし「どの程度影響があるのか」を知ることにより、危機感が生まれより一層注意しようと意識することが出来ます。

 

また、周りの人に教えてあげることで追突される危険性が減るため、更に身の安全を確保することが出来ます!

睡眠不足はどのくらい「交通事故」を増加させていたのか?

クウェートのファルワニヤ病院とボストン小児病院の研究者らによる研究で、学校の始業時間を50分遅らせることで「交通事故はどの程度減るか?」という実験でした。

 

その結果、

  • 衝突事故:-5.25%
  • 注意散漫:-8.7%
  • アルコール関連:-20%

減少したことが確認されました!アルコール関連に関しては5回に1回防ぐ結果になっていますので、相当効果があります!

 

また、同時期の他州では3.5%増加していたことから「明らかに始業時の遅延が影響している」と言えるでしょう!

 

反対に言うと「睡眠不足はそれだけの悪影響があった」ということでもあります!

 

研究者ら曰く、

「研究者の就学時間を遅らせるなど、若いドライバーの睡眠障害を減らす介入は、不必要な怪我や眠気運転による死亡を大幅に減らすことができます」

とのこと。

科学が証明!睡眠不足を解消する方法

とはいっても一個人で学校の開始時間を遅らせることは出来ません笑。会社の勤務時間も簡単には変えることは出来ません。出来たらすごいです。

 

要するに「寝る時間を早く」するしかありません。

 

とは言っても、

  1. なかなか寝付けない
  2. 見たい番組がある
  3. ゲームしたい
  4. お菓子食べたい

様々な理由があると思います。

「なかなか寝付けない」の解決方法

  • 不安があって眠れない

なら打ち明け日記を書くようにしましょう!1日数分で行えます!

その他は

で解決すると思います。これらも簡単に行えるのでお勧めです!

「見たいテレビがある」の解決方法

ほとんどの人は「惰性」でテレビやyoutubeを視聴しています。

ですので、テレビなら「録画」youtubeなら「後で見る」にでも追加して、次の朝に見るようにしましょう!(朝7時より早く起きてはいけませんが、)

 

どうしても見たい番組なら朝食を食べながらでも見れば良いし、見ないなら一件落着です。

「ゲームしたい」「お菓子を食べたい」の解決方法

これの解決方法は「誘惑に負けない環境作り」です!

これでも解決しない場合は「習慣逆転法」を使いましょう!

まとめ

睡眠不足はあなたが思っている以上に影響します。

 

自分の身体は自分ですらわからないことばかりです。出来ることから自分の身体をいたわるようにしましょう!

 

また、上記の方法を全部試して「効果がない」ならこんな方法もあります!

どれも簡単に取り組めますので、ぜひやってみましょう!