【健康になるサプリ】実は死亡するリスクを高めていた!?
こんにちは、こんばんは、たかです。
あなたは自分の健康についてどのくらい考えているでしょうか?
「健康になる!」と思い飲み始めたサプリが実は死亡するリスクを上げているとしたらどうですか?
昔と比べて現代では様々は食材から栄養を取れるようになり、多くの栄養を手軽に得ることが出来るようになりました。
しかし便利になってしまったがために1日の摂取カロリーが増え、様々な病気が世にはびこるようになりました。
有名どころだと
です。
これらの原因は食生活が嗜好品に走っているためであり、野菜などは減っていく一方だからです。
それを補おうと野菜などから得られる栄養をサプリで補おうとする人が増えてきました。
しかし
本当に健康に効果があるのでしょうか?
足りない栄養素をサプリメントから摂取するのは本当に健康に効果があるのでしょうか?
あなたの疑問答えます。
健康?むしろ死亡するサプリとは?
ボストンで行われたこの研究(1)は20歳以上27,000人を超える大規模なデータを基に行われ、サプリメントと死亡原因・心血管疾患・ガンとの関連性を調査しました。
更に
- 過剰な栄養摂取は死亡と関連しているのか?
- 食品かサプリメントからの違いでどのように影響するのか?
についても研究しています。
1つ目:栄養素の摂取と死亡の危険性との関連について
- ビタミンK、マグネシウムの十分な摂取は死亡リスク低下
- ビタミンA、ビタミンK、および亜鉛の適切な摂取量はCVD(心血管疾患)による死亡リスクの低下
- カルシウムの過剰摂取はがんによる死亡リスクが高くなる
ということが分かりました。
少し難しいのでまとめると「カルシウムの過剰摂取はがんによる死亡リスクが高くなるが、それ以外はしっかり摂れば健康になるよ!」という感じです。
ただし、この結果は「栄養素」を評価したもので、サプリメントの効果を立証しているわけではありません。
ではサプリメントはどうかというと、
2つ目:サプリメントのからの栄養摂取は?
- ビタミンKとマグネシウムの適切な栄養素摂取に関連する死亡リスクの低下は、サプリメントからではなく食品からの栄養素に限られていた
- ビタミンA、ビタミンK、亜鉛の適切な摂取に関連したCVDによる死亡リスクの低下は、サプリメントからではなく食品からの栄養素に限られていた
- サプリメントからの合計1,000 mg /日以上のカルシウム摂取は、がんによる死亡リスクの増加と関連していましたが、食品からのカルシウム摂取との関連はなかった
ということが分かりました。
カルシウムは牛乳100mlに約110mg含まれているので、900mlくらいです。
要するに
- 「栄養素が足りない!サプリで補おう!」としても意味がない!
- 食品では見られなかったカルシウムの過剰摂取と死亡リスクの増加は、サプリのみ関連性がある
ということでした。
この成分が含まれているサプリも死亡する!
そしてビタミンD欠乏症の兆候がない人(要するに健康な人)が
ビタミンDサプリ
を使用すると、がんを含むすべての原因による死亡リスクが高まるかもしれないとされています。しかしこれを断定するには更なる研究が必要とのこと。
そしてサプリメントから栄養摂取は食品と比較して
- すべての死因・死亡率が高まる
- 死亡リスクの低下と関連性は見つけられない
ということでした。
要するに、食品からは健康に悪いことはないけど、サプリメントからは健康上悪いことが起こるかもしれないよ!ということです。
「しれない」のは、別の研究ではサプリメントからでもビタミンB2、B6を摂取すれば健康につながるかも?ということが解っているためです。
さらなる研究が必要ですね。
まとめ
はサプリからは「意味がない」そして
- カルシウム(1,000 mg /日以上)
- ビタミンD
はサプリからだと「死亡する可能性が高くなる」
そして食品と比べると
- すべての死因・死亡率が高まる
という結果でした。
私はサプリは健康の補助的な役割を担っていると思っていたのですが、むしろ健康に害のあるものだというのは驚きました。
総合的に評価するならば、「サプリメント<食品」で落ち着くのではないでしょうか?
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