禁煙する人が全然増えない 【たばこ業界の闇】を科学が解明!
たばこは身体に害を及ぼすことは世界的に周知されています。そして喫煙していなくても近くに喫煙者がいることで受動喫煙により人体に悪影響が及ぶこともです。
たばこは
「百害あって一利なし」
これは喫煙者・禁煙者関係なく誰でも知っていますが、それでも喫煙者は後を絶ちません。
政府は受動喫煙などを改善するため、非喫煙者に害がなるべく及ばないような対策や、喫煙をやめさせるために様々な対策を施してきました。
代表的なのは
- 喫煙席と禁煙席を設けた
- スモーキングスペースが設けられた
- たばこのパッケージを工夫した
などです。
しかし本当に喫煙者に影響を及ぼし、禁煙者への悪影響を抑えることが出来ているのでしょうか?
そのような論文を探したところ、カリフォルニア州サンタモニカに本部があるランド研究所が
「パッケージで禁煙を促すのは本当に効果があるのか?」
という研究をしてくれていました。
今回はそれを紹介します!
ランド研究所より「たばこのパッケージで禁煙は促せるのか?」
たばこのパッケージに禁煙警告ラベルを張ることで購入を妨げられるのか?という研究(1)を軸に解説していきます。
この実験はコンビニを模した研究室で行われ、成人の喫煙者の紙巻きたばこの購入に対する禁煙警告ラベルの効果はあるのかどうかという内容になっています。
どのようなラベルかというと、
- ガンなどのたばこが原因の病気の画像をひどく詳細に表示している
- 「たばこが脳卒中や心臓病を引き起こす!」という言葉
- 非喫煙者用マスクを使用している人の不快な画像
- 病気の肺の詳細画像とともに「たばこが致命的な肺疾患を引き起こす」
と、購入者の不安や恐怖をあおるような画像や言葉が書かれているパッケージでした。
不安や恐怖をあおるパッケージで禁煙効果はあったのか?
全体の結果として
ニコチンの依存レベルに応じて反応が変わる
ということでした。
詳しく書くと
- 依存レベルが低い人は購入する可能性が低下
- 依存レベルが高い人には効果ない
という結果でした。
要するに警告ラベルを貼ったところでニコチン依存が高い人には効果はなく、喫煙して間もない人には購入を妨げることが出来る(かもしれない)ということでした。
更に実験では本当に購入が妨げられているのかどうかを調べるために、健康警告ラベルが貼られていない場合と比べたが、ニコチン依存レベルが低い人は警告ラベルが貼られているとタバコを購入する可能性がはるかに低くなりました。
こちらでも依存レベルの高い人は効果ありませんでした。
まとめ
つまりはたばこのパッケージで喫煙を抑制しようとしても、すでに吸い始めて長い年月が経ち、ニコチン依存レベルが高くなっている人には効果はないということでした。
それでも吸い始めの人にとっては警告ラベルは効果があるため対策として無駄ではなくしっかりと効果が発揮されることが解りました。
たばこは1本で約12分寿命を縮めると言われています。勿論たばこよりも人生を無駄にしていることはあります。しかしたばこも人生を削っています。
なぜ世界から【たばこ】が無くならないのか・・・
世界からたばこが無くならない大きな原因は「お金になるから」です。ビジネスですからね。おそらく政府も本気で取り組んでないと思います。〇Tなども。
何年取り組んでるのか?という話にもなります。ので、おそらくは知ってて別の禁煙方法を試していないのだと思います。
喫煙者の中には「税金をたくさん払って国に貢献しているんだから文句を言うな!」という人もいます。
おっしゃることはわかりますが、保険料・医者や看護師の労働時間、医療器具にお世話になる可能性は高いので、そんなに威張れないと私は思います。
自分だけの人生を短くするのは一向に構いませんが、他人の人生まで巻きまないように気を付けましょう!
禁煙したい方がいらっしゃったらこちらの方法をお試しください。↓
また、若い女性の方で「もう禁煙しても遅いよ・・・」と思っている方はこちらも参考にしてください。↓
「自分は電子たばこだから関係ない!」と思っている方へ↓
良き人生を。
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