早死にする人が良く食べている大量に売られている食品とは・・・

早死に 食品

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

私はそこまで「長生きしたい!」とは思ってませんが「健康でいたい!」とは思ってます。そのために意識的に野菜や果物を摂取することを心がけているのですが、あなたはどんな食生活してますか?

 

今回紹介する研究はハーバード公衆衛生大学院が発表した研究(1)である食品の摂取量が多い人ほど早死にするよ!という内容です。

 

この研究は主に2つの前向きコホート研究を用いた研究で、参加者は全部で8万人以上、8年間という長い間追跡調査した大規模な研究なのでかなり質の高い研究だと思います!

 

研究内容

まず不健康な人を取り除くために心血管疾患とガンがない女性53,553人と男性27,916人を対象に行われています。

 

調査期間は2つあって

  1. 1986年~1994年
  2. 1994年~2002年

の8年間ずつで「赤身肉をどのくらい消費したか」を調査し、その後8年間

  1. 1994年~2002年
  2. 2002年~2010年

の死亡率とどのように関連しているのかを調べています。

 

つまり、赤身肉を食べると将来の死亡リスクが増加するのか?ってことを調べたっていう研究です!

 

勿論ベーコン、ハム、ソーセージなどの加工肉も研究対象に行われています。

研究結果

  • 赤身肉の消費量が減少(女性1.05→0.74、男性1.14→1.03)
  • 加工肉の消費量は女性は減少(女性0.30→0.21、男性0.35のまま)
  • その他の未加工肉の消費量も減少(女性0.76→0.53、男性0.78→0.69)
  • 男女とも赤身肉、加工肉の消費量とともに死亡リスクが増加(消費量が減少すれば死亡リスクも減少する)
  • 加工肉の消費は赤身肉より死亡リスク増加に貢献している

アメリカ基準では1食のサービングサイズは赤身肉(加工肉も含む)85gとなっていて1日2~3サービング(170~255g)摂取することが推奨されています。

 

で、赤身肉や加工肉の消費量がどのくらい増加すると死亡リスクがどのくらい増加するのかというと、

  • 1日当たり加工肉が0.5サービング増加するごとに、全死亡リスクが13%上昇
  • 赤身肉などの未加工食品は0.5サービング増加するごとに、全死亡リスクが9%増加していることが解りました。

まとめ

今回の対象者は健康志向が高い人が対象と言ってもいい人たちだったので全体的な消費量は減少していました。その結果なんか安心しそうな空気になっていますが、アメリカでの話であって日本と関係ありません。

 

日本はというと年々赤身肉や加工肉の消費量が増加しています。つまり死亡リスクが増加しているということです!

 

長生きしたいと思っていなくても健康でいられる時間が少なくなるのは嫌なのであれば、食べすぎには注意しましょう!

 

その他にも加工食品には超加工食品という上のランクがあって

冷凍食品、即席麺など、超加工食品は死亡リスクが62%も増加する!という超加工食品って食べ物なの?と疑いたくなる研究ってのがあります。

 

こちらも一緒に気を付けましょう!