【禁煙の科学】簡単に禁煙出来る可能性が高い方法とは・・・

禁煙

「そろそろ自分の体のことも考えて、禁煙しようかな・・」と思ったあなた!

 

科学的に正しく「禁煙が出来る可能性の高い」方法を発見したので紹介します!

科学が証明!禁煙出来る可能性が高い方法

今の世の中には禁煙する方法が沢山あります。

例えば

  • 行動パターン変更法
  • 環境改善法
  • 代償行動法

そして代償行動法に含まれる「ニコチン置換療法」という方法があります。

 

ニコチン置換療法(NRT)という言葉を多分初めて耳にしたと思いますが、

  • ニコチンパッチ(ニコチンを含んだ張り薬)
  • ニコチンガム
  • 鼻腔用スプレー
  • 経口スプレー
  • 吸入器
  • ロゼンジ・錠剤

などで体内から脳にニコチンを送達する薬のことを言います。

 

海外では処方箋なしで手軽に購入できるもので、NRTの目的はたばこに含まれるニコチンの代わりになることで、使用することでたばこを吸う衝動が軽減され、最終的に喫煙を完全に止めることができます。

 

更に禁煙の成功率を高めるために、オックスフォード大学は研究(1)を進めました。

 

その結果

ニコチン置換療法の組み合わせを使用した人が、そうでない人に比べて禁煙が成功する可能性が高い

ということを発見しました。

どのような組み合わせが一番禁煙を成功に導いたのでしょうか?

ニコチン置換療法の複数同時併用が禁煙を成功させる!

NRTは前述した通りたくさんの種類があります。

オックスフォード大学では喫煙をやめるためにどの組み合わせが良いのか、さまざまな方法を試し、6か月以上喫煙をやめるために最も効果的な方法は何か?を研究しました。

 

被験者は41,509人の参加者で、63種類の方法を用いて実験が行われました。かなり多い参加者なので、信ぴょう性は申し分ないと思います。

どの組み合わせが一番禁煙できたのか?

まず始めに、1種類の方法を試した場合の禁煙できる確率は14%で、2種類以上使用した場合17%以上が禁煙できるという結果になりました。

 

また、低用量のニコチンガム(2㎎)と比較して、高用量のニコチンガム(4㎎)を使用した方がうまく禁煙できる可能性が高いことが解り、

 

高用量のニコチンパック(21~25㎎)は、低用量のニコチンパック(14~15㎎)に比べて禁煙できる可能性が高いことが解りました。

 

今回使用されたニコチン置換療法の副作用はほとんどなく口内炎くらいでした。


NRTは一般的には安全な薬と考えられているが、安全性を証明するデータは場所によってまちまちであるため、何とも言えないというのが現状らしいです。

まとめ

  • 単品より複数使用することで禁煙できる可能性が少し高まる
  • 低用量のニコチンガムより、高用量のニコチンガムの方が禁煙出来る可能性が高まる
  • 低用量のパッチより、高用量のパッチの方が禁煙できる可能性が高まる
  • 複数併用しても副作用などの危険性は増加しない

正直そこまで変わらないのかなと私は感じました。

 

それでも3%でも禁煙の成功率が高いのなら試してみる価値は十分にあると思います!副作用もそこまで心配するほどでもないという印象です。

 

ぜひ禁煙を成功させてください!

その他のたばこについて