うつ病にならない(改善する)ための8つの方法~家族に認知症患者がいると危ない!~
現在日本のうつ病患者は10年間で約18%増えており、約506万人以上の患者がいます。患者が増えるという事は、患者の身の回りの世話をする介護者が必要になります。
なぜうつ病患者が増え続けているかというと、サンディエゴ州立大学とフロリダ州立大学によると、スマートフォンやパソコンの利用時間が増えたことがうつ病患者が増えた原因ではないか?と言われています。
1日5時間以上使用している若者の半分は、
- 自殺の考えが頭をよぎる
- 絶望や悲しみの感情を抱く
その結果精神的ストレスが増加してうつ病になると発表しています。
つまり、うつ病の原因は精神的ストレスであるという事であり、今回の研究であるノースウェスタン大学の研究(1)では、認知症を患っている患者の家族がうつ病になりやすいかも?ということを示唆しています。
なぜ認知症患者を介護することでうつ病発症のリスクが高まる可能性があるかというと、認知症患者を介護することは精神的・肉体的なストレスが増加するため、うつ病を発症するリスクが増加すると言われています。
対策はポジティブな感情に集中することです。そうすることでストレスが軽減され、不安やうつ病などを軽減できます。方法は8つあります。今回はその方法を紹介します!
ポジティブなことに集中するとうつ病を抑制できる!?
170人の認知症介護者を対象に、ランダムで2つのグループに分けました。
- 毎日のポジティブは出来事を認識して感謝の日誌をつけるなどポジティブな日記を付けるグループ
- ポジティブネガティブ関係なくその日の出来事をアンケートに記入するグループ
これを約6週間行い、研究開始の前後で参加者の鬱病、不安、身体的健康、介護者の負担についてのアンケートに答えてもらいました。
結果
2つ目のグループと比較したところ、1つ目のグループの参加者はうつ病が7%、不安が9%減少しました。うつ病に関しても2つ目のグループと比較して症状が改善していることが解りました。
2つ目のグループはというと、特に変化はありませんでした。
うつ病を抑制する8つのヒント!
今回の研究で使用されていた介護者のストレス緩和方法は全部で8つあります。
- ポジティブな出来事を認識する
- そのポジティブな出来事を日記なりノートなりに記録する
- 毎日感謝の手紙や日記を書く
- 自分の強みをリストアップし、どのように利用したかに注目する
- 毎日達成可能な目標を立て、進歩していることを実感する
- 何がストレスの原因かを考え、改善方法を考える
- 小さな幸せを感じる
- 毎日セルフコントロール能力を上げるために瞑想や森林浴を10分する
少し難しいところは「ネガティブな気持ちを無視してはいけない」ことです。
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まとめ
その他にも単純作業で没頭できることや、ボルタリングなどもうつ病に効くといわれていますので、試してみるのもいいでしょう!
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