心血管疾患で死亡するリスクが通常より87%も高くなる朝の過ごし方
皆さんはどのくらいの頻度で朝食を抜いているでしょうか?
私はプチ断食というものを半年以上続けていて、毎日大体16時間の断食をしています。単純に16時間食べないようにしているだけの断食なんですが、プチ断食するために朝食はいつも食べておりません。
そんな私に悲報が届きました。
朝食をスキップすると心臓病による死亡リスクの増加と有意に関連している
という発表がJournal of the American心臓病学会誌で発表されました。
私の様にプチ断食をしていなくても、朝は何かと時間が無くて仕方なく朝食を抜いている人もいると思います。
朝食を抜くと心血管疾患のリスク87%増!?
1988年から1994年までの国民健康栄養調査の平均18年間の追跡調査で得られたデータを使用して、研究者らは40~75歳の6,550人の参加者から情報を収集しました。
参加者に「朝食をどれぐらいの頻度で食べますか?」と尋ねて「毎日」「大体」「めったに」「食べない」の4つに分類して心血管疾患との関連性を調べました。
結果
どのくらいの割合だったかというと、「毎日」が59%、「大体」が25%、「めったに」が10.9%、「食べない」が5.1%という結果でした。個人的には年齢層が高めではあるが少ないかなと思ったり。
では心血管疾患による死亡リスクと関連性はあったかというと、毎日食べる人と比べて朝食をまったく食べない人の心血管疾患のリスクは87%も高いことが解りました。
研究者ら曰く、朝食を抜くと
- 食欲の変化
- 満腹感の低下
- 血圧の上昇
- 脂質レベルの有害な変化
と関連していると述べております。これらは不健康な生活習慣の行動上の指標でもあるため、朝食を抜くという事は不健康になるのではないか?としています。
他にも間違った断食は骨を溶かすなんてこともわかっています!
まとめ
今回の研究ではこのように朝食を抜くことが「悪いこと」とされていますが、朝食を抜くことでダイエットや食事の満足度が高くなることも解っているため、悪いことばかりではありません。
血圧の上昇については野菜から食事を始めることで緩やかになるため、糖尿病の予防として使えることが判明しています!
更に書くと今回の研究の対象者は40歳以上だったため、それ以外の年齢に今回の結果が同じとは限りません。まぁいずれ歳を取っておじさんおばさんになるんですが・・・笑