癌に対する免疫力が40~60%低下している人の特徴は【睡眠不足】
こんにちは、こんばんは、たかです。
あなたは1日何時間寝ているでしょうか?世界的には睡眠時間が7時間未満だと睡眠不足と言われております。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2017年)によると
となっており、女性も男性も働いている人々の8割以上は睡眠不足な状態にあります。
睡眠不足は心疾患の罹患率を高めたり、ワークライフバランスが崩れ、認知機能が低下したり、ストレスを多く抱える結果になります。
更に学生は交通事故が増加したり、集中力や勉強のスコアが低下するんじゃないかと言われています。
そんな睡眠不足について今回紹介する研究(1)は、1晩の睡眠時間が7時間未満だと血管の健康を維持する重要な役割を持つマイクロRNAの値が低下するよ!というものです。
このマイクロRNAがどんなものかというと、癌細胞に注入すると細胞が正常に戻ったり、最近では癌の早期発見や再発の兆候を捉えたりする新しいバイオメーカーになる可能性があると注目されているものです。
つまりマイクロRNAはのがん細胞をやっつけてくれたりするよってことで、マイクロRNA値が低下するということは、がんに対する免疫が弱くなってがんになりやすくなるよ!ということになります。
研究内容
コロラド大学の研究で、自分の睡眠習慣についてアンケートを取りました。対象者は44~62歳の24人の健康な男女から血液を採取し、睡眠時間とマイクロRNAは関連しているのか研究しました。
研究結果
アンケートの結果、約半数は1晩に7~8.5時間寝ており、もう半分は5~6.5時間寝ていました。
マイクロRNAの値はどうだったか?というと、睡眠不足である人は十分に寝ている人と比較してマイクロRNA(miR-125A、miR-126、miR-146a)の値が40~60%も低いことが解りました。
研究者曰く
「なぜ7時間以上の睡眠が良いのか原因はまだ不明」とのこと。
しかし7時間以上寝ることで健康な体になることは他の研究でも明らかなため、推奨しております。
研究者らの現在は睡眠習慣を改善することでマイクロRNAの値は回復するのか実験中とのことです。
今後に期待ですね!
睡眠不足を解消する方法として以下を参照してください!