【野菜不足】はどんな影響があるかを分かりやすく解説!

野菜 果物

こんにちは、こんばんは、たかです。

 

あなたは1日にどのくらいの野菜や果物を食べているでしょうか?

 

厚生労働省は1日に350gの野菜を食べることを推奨しておりますが、カゴメの調査(2018年)によると、全国平均119.2gしか摂取していないというデータがあります。つまり、厚生労働省が推奨している350gの1/3しか摂取していないという計算になります。

 

なぜここまで野菜の摂取量が少ないかというと、

  • 面倒臭い
  • そんなに好きじゃない
  • 本当に効果があるのか分からない

などがあると思います。

 

今回は3つ目に書いてある野菜や果物は身体にどんな影響を与えるのか?についてNutrition 2019で発表された研究を元に書いていきます。

野菜不足で身体に起こる悪影響!

113か国(世界人口82%を占める)1,630,069人(266件の研究)のデータを使用して、果物と野菜の摂取量が心疾患と脳卒中による死亡と、どのくらい関連しているのか?メタ分析しました。

その結果

  • 1年間に脳卒中が理由で死亡している人数は約570万人
  • 果物の消費量が少ないことが原因で脳卒中になり死亡した人は約130万人(20%以上)

果物不足が原因で心疾患を起こし死亡した人は52万人(全体の4.5%)以上でした。

 

そして、野菜の摂取量が少ないことが原因で脳卒中による推定死亡人数は約20万人で、心疾患は80万人を超えるとのことでした。

 

更に、果物や野菜の摂取量が少ない2,30代は特に心疾患による死亡と関連しており、女性より男性の方が果物と野菜の摂取量が少ないため、上記の病気による死亡と関連しておりました。

 

また、日本に限りますが、昭和60年と平成29年を比較して野菜の摂取量が2割減少していることが解っているため、上記が原因で死亡する人数は増えることが予想できるような状態です。気を付けましょう!!

 

なぜ野菜や果物が身体に良いのか?

果物と野菜には血圧や、コレステロールを低下させる

がたくさん含まれています。

 

また、生野菜・果物は善玉菌の働きを良くする効果があります。

 

野菜や果物をたくさん摂取することで肥満や太る可能性が低くなり、心疾患のリスクを低下させます。

 

 

と、ここからは心疾患や脳卒中について詳しく説明していきます!どんな症状で、どんな病気なのか分かりやすく書いています!!

 

心疾患とは?

心疾患とはその字の通り心臓に関する病気のことで、虚血性心疾患が多くを占めています。

虚血性心疾患とは

心筋に送る冠動脈の血流が滞ることで起こる病気で以下の2つがあります。

狭心症

冠動脈が動脈硬化などにより狭くなり、一時的ではありますが、血流が滞ります。症状としては息切れ胸痛呼吸困難などがありますが、長くても15分程度で症状が治まります。

心筋梗塞

狭心症が悪化したもので冠動脈が完全に詰まった状態です。血流が止まるため壊死しし、心臓の機能が低下し最悪死亡します。症状は胸をえぐるような激痛が走り、狭心症と違い短期間で痛みが治まりません。

 

脳卒中とは?

大きく分けて2つに分かれます。

1つは「血管が詰まる」ことで起こる病気で一番有名なのは「脳梗塞」だと思います。もう1つは「血管が破裂する」ことで起こる病気でくも膜下出血脳出血があります。

 

脳卒中を発症する人の75%以上は脳梗塞で前触れがある場合があります。

症状としては

  • 手足に力が入らなくなる
  • 顔の半分がしびれる
  • ろれつが回らなくなる
  • 言葉が出てこない
  • 相手の話を理解できない
  • めまい
  • ふらつく
  • 立てない・歩けない

などです。通常は5分から15分程度で治まり、長くても24時間以内に症状が治まります。

 

まとめ

別の研究では食べる順番を変えるだけで糖尿病予防になるかもしれないということが解っているためぜひ実践してみてください!

 

また、肥満の人は炭水化物をあるものに変えるだけで糖尿病や心疾患のリスクを下げることが出来る⁉ことが解っているためこちらも実践しましょう!

 

とりあえずなんか変だな?」と思ったらそのまま放置せず、一度医者に診てもらいましょう!