睡眠不足が原因で起こる心血管疾患のリスクは、案外簡単な方法で改善するかもしれない…
こんにちは、こんばんは、たかです。
このブログでは、睡眠不足がいかに身体に悪い影響を与えているかを今までさんざん紹介してきました。
すべての研究に一貫して言えることとして、7時間未満の睡眠は睡眠不足であり、心血管疾患のリスクがそうでない人と比較して、優位に増加するということです。
そんな睡眠不足について、不足していると心血管疾患のリスクが高くなることは今までに分かっているが、実は簡単に改善できるんじゃないか?ってことが分かったのでその研究を紹介(1)します!
研究内容
- 健康
- 健康で睡眠不足
- 肥満で睡眠不足
- 高血圧で睡眠不足
のいずれかに該当する人を138人集めて、睡眠時間を増やす(21~177分)ことで身体にどのような変化が現れるのか?3日~6週間の間で追跡調査しました。
心血管のリスクは減少したのか?
睡眠時間を増やしたことでインスリンの感受性を抑制することができ、全体的に食欲の減少がみられました。これは別に不健康な生活になったということではなく、肥満である人が余分に食べることが少なくなったということです。
詳しく書くと、甘味と塩味の食品に対する食欲が減少し、たんぱく質の摂取量が増えたことで健康的な食事に近づいたことが解りました。
つまり心血管疾患などの循環器系の疾患は肥満や糖尿病、高血圧などと非常に深く関連しているので、それらの症状が緩和されるということは心血管疾患のリスクが減少したということになります。
まとめ
心血管疾患以外にも睡眠不足は
- ガンに対する免疫力の低下
- ストレス上昇
- 認知能力・集中力・判断力などの低下
- 太る
ということも解ってるので、ダイエットしている人なんかは特に睡眠時間には注意して生活しましょう!