【電子タバコ】の真実!実はとんでもなく「害」がある!?禁煙方法は?
まだ紙巻きたばこの方が市場のシェア率が高いですが、電子タバコは若者に大人気のタバコになりつつあります。
電子タバコについてあなたはどのように考えていますか?
- 害が少ない?
- 紙巻きたばこより健康に害が出ない?
- 周りにも優しい?
はっきり申し上げます。
全くの見当ハズレです!
これまでに分かっている【電子たばこ】の害とは?
電子タバコによく使用されているフレーバ(特にメントール、シナモン)はそれだけで心血管疾患のリスクが増加がすでに分かっていますし、
紙巻きたばこと比較しても、身体に害を及ぼす成分が「13種類中10種類に大差が無いか、紙巻きタバコより害がある!」ということがすでに解っています。
更に紙巻きたばこでは発見されていない「肝機能への害もある」ことが解っています。
要するに「電子タバコだから安心!」というわけではなく、場合によっては
紙巻きたばこよりアイコスの方が健康上問題がある
こともあるのです。
そんな電子タバコですが、(喫煙者にはお聞き苦しいと思いますが)更に人体に害があることが発覚しました。
更に判明した!「電子タバコ」が原因で起こる粘膜線毛機能不全とは?
なんと!
「ニコチンの入っている電子タバコの蒸気は粘膜線毛機能不全のリスク増加に関連している」
ということが発覚してしまったのです!
粘膜線毛とはなんぞや?と言いますと、空気中の異物が肺に入らないようにする機能のことで、
この機能がうまく働かなくなると、たんや喘息が出るようになり、慢性閉塞性肺疾患や難病である嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)になる可能性があります。
要はアイコスをずっと吸っていると重篤な病気に掛かりやすくなるよ!ということです。
「電子タバコ」が原因で慢性気管支炎のリスクが増加する!?
ATS Journalsに発表された研究により
一度も紙巻きたばこを使用していない若い電子たばこ使用者を対象に、紙巻きたばこ同様「慢性の気管支炎のリスク増加と関連しているのか?」を調べた結果
見事に
慢性気管支炎の発症リスクの増加と関連
していることが判明しました。
ここまでくると紙巻きたばこより電子たばこの方が害があるのではないか?と思えてきますね。
まとめ
電子たばこに限る話ではありませんが、勝手に病気になって誰にも迷惑を掛けない人生を送るのなら、別に吸っていただいて構わないと私は考えています。
私の知らないところでタバコ(害)を吸って、医者の面倒にもならず細々とこの世を去っていくのなら私は何の問題もないと思っています。むしろ税金を余分に払っているので感謝したいくらいです。
しかし、人前で平気で吸い始めたり、吸っているのに医者に面倒をかけるのはちょっと話が違うのではないか?とは思います。
私の父はアイコス(害)を吸っており、毎晩のように注意していましたが軽くあしらわれていました。
もしあなたが害を吸っているなら「あなたのため・あなたの周りにいる人のため」に禁煙を強く勧めます。
科学的に効果は証明されていますので、ご安心ください!
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参考文献
The nicotine in e-cigarettes appears to impair mucus clearance AMERICAN THORACIC SOCIETY